レスポンシブデザインでPCブラウザとモバイルの両方からのアクセスに対応

OpenNTF XControlsを採用することで、レスポンシブデザインを実現。XControlsに実装されているBootstrapのデザインを利用することでWEBデザインに工数をかけずにモダンなレイアウトになりました。

PCブラウザからのアクセス
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WEB勤怠管理 入力画面
モバイルからのアクセス

勤怠計算など複雑な既存のLotusscriptをWebサービスでラップすることで、XPages用に書き換えることなくプログラムを流用

この勤怠管理アプリケーションにはNotesクライント用の沢山のLotusscriptライブラリがありました。本来、XPagesからLotusscriptを呼び出すことは出来ますが、一度呼んだら制御は戻ってきません。 ですので、Lotusscriptライブラリ内の関数の処理結果によってその先の処理をXPages側で制御したいということは出来ないのが一般的です。

そのため、Lotusscriptライブラリを全てXPages用のサーバーサイドJavascript(SSJS)に書き換える必要が出てきてしまい、ライブラリのステップ数によっては書き換えに膨大な時間が掛かってしまったり、WebとNotesクライアントのハイブリッド構成での利用ではソースコードをLotusscriptとSSJSと2重で管理していかなくてはなり、拡張性が乏しくなってしまいます。

今回の開発では、書き換えの工数削減と2重管理をなくすために、LotusscriptライブラリをラップするWebサービスを作成し、XPagesからWebサービスを呼び出すという方法で、Lotusscriptの流用に成功しました。

これにより、XPagesの部分更新(AJAX)でLotusscript関数を呼び出すといった自由度の高い処理を行うことが出来ました。