こんにちは開発担当の米原です。
今回は、日時をユリウス日(ジュリアン日)に変換しないといけないケースがありましたので、その時の備忘です。

ユリウス日(Julian Day、JD)とは

ユリウス暦紀元前4713年1月1日の正午(世界時)からの日数です。
ユリウス日は、日付が長期にわたり連続するため、日数計算やさまざまな暦の関連付けなど、幅広く使われています。

サンプルコード(XPages サーバサイドJavascript)


//ジュリアン日変換
function funcToJulianDay(p_year, p_month, p_day) {
    //月が1月または2月の場合、前の年の13月または14月とみなすみたい
	if (p_month <= 2) {
        p_year -= 1;
        p_month += 12;
    }
    var jDay = 0;
    var seireki = 0;
    var correct = 0;

    //指定された年の世紀部分
    seireki = Math.floor(p_year / 100);
    
    //400年周期での閏年の補正
    correct = 2 - seireki + Math.floor(seireki / 4);

    // 年を365.25日と見なし計算
  //基準年である紀元前4713年からの年数をプラス
  //月の部分を日数に変換(30.6001 を掛けることで、月の平均日数(約30.6日)を使って月数を日数に変換)
    //日の部分をそのまま加算   1524.5(基準日(紀元前4713年1月1日正午)との補正)
    jDay = Math.floor(365.25 * (p_year + 4716)) + 
	   Math.floor(30.6001 * (p_month + 1)) + 
			p_day + correct - 1524.5; 

    return jDay;
}
//呼び出し元サンプル(今日の日付を取得し変換)
function test001(){
	try{
		var year = 0;
		var month = 0;
		var day = 0;
		
		var dt:Date = @Today(); // 今日のの日時を取得してみる
		year = dt.getFullYear();
		month  = dt.getMonth() + 1;
		day = dt.getDate();
		var julianDay = funcToJulianDay(year, month, day);

		print("ユリウス日:", julianDay);
		
	}catch(e){
		print("Error in test001:"+e)
	}
}

参考にどうぞ。

[A 3]SSJSでも使える!Javascriptでオブジェクト指向プログラミング入門

XPagesDay 2014 「SSJSでも使える!Javascriptでオブジェクト指向プログラミング入門」スライド公開

XPagesDay 2014 (2014/11/18) 【A-3】「SSJSでも使える!Javascriptでオブジェクト指向プログラミング入門」で使用したスライドを公開しました。